保険全般

え!?車両保険って不要なの?

自動車の任意保険の中で車両保険を外したら安いのかな?

でも加入してないと怖いなと悩んでいるあたなに向けて、追突事故を体験した管理人が考える車両保険についてお答えします。

管理人は車両保険を外して1年間以上経過しましたが、特に問題ありません。

1車両保険はどのような状況で支払いがあるのか?

ファイナンシャルプランナーのテキストではこのように記載されています。

自分の自動車が、偶然な事故(衝突、接触、火災、盗難、台風など)により損害を被った場合を補償

特約がない場合、地震、噴火、津波による損害は対象外

引用 これであなたも一発合格! FP2級参考書 著者 梶谷美果

簡単に述べると、「あなたの乗っている自動車に対しての補償をしますよ」

としているのが車両保険です。

例としては
・自宅での駐車中に花壇にぶつかった
・単独事故でガードレールに衝突して自動車が破損した
・事故にあって自動車が破損した(こちらにも過失あり)
・台風、水害で水没した
このような場合に車両保険で補償が出来ます。

自動車保険の中でも自動車に対しての補償になりますので、車両保険をつけるだけで高額になります!

2車両保険を使ったら保険料上がるの?

車両保険は1等級ダウン事故もしくは3等級ダウン事故に該当しますので、
等級がダウンして保険料が上がります。

現在の自動車保険料が6万円で車両保険を使った後に6万5千円の保険料になったとしてみましょう。

車両保険を使ったけど、5千円の保険料が上がっただけだなって思いますよね。

ですが、考えて欲しいのは今まで払った保険料です。

もし、車両保険をつけなければ、年間3万円の保険料だったらどう思いますか?

例 等級は無視して、毎年同じ保険料5年間払ってた場合の計算
車両保険あり 6万円×5年=30万円
車両保険なし 3万円x5年=15万円

5年間で車両保険を付けてない方が15万円安くなっていますよね!

もし、5年間で車両保険を使う事がなかったら15万円多く払うだけになります。

車両保険を使う場合に、保険会社から「保険料が上がりますよ」と言われる事もあります。

保険会社は保険料を使いたくないので、そのような対応をされます。

保険料が上がっていいのであれば、車両保険料を使ってもいいのかもしれません。

先ほど、計算したように車両保険を付けてない方が15万円安くなっています。

もし、自動車の修理費用が10万円だったら車両保険を加入してない方が無駄な保険料を払わずに済んだかもしれません。(高額な修理費用の場合は除きます)

車両保険はあなたが加入している保険料から支払いをされている事を忘れてはいけません。

3車両保険が不要な状況は?

中古車で自動車を購入して自動車の価格が低い場合は必要ないと思います。

中古車の車両価値は低い為、車両保険をつけずに自動車保険を節約する方が安く済みます。

管理人の場合ですが、現在軽自動車を1台所有しています。

新車で3年間は車両保険を付けてましたが、5年目になり車両価格も下がる為

車両保険は外しました。

現在の価格だと60万円ぐらいだと思います。

もし、事故にあってたとしても車両価格も低いので買い替えるつもりです。

その為に、車両保険を外すことで自動車保険を節約して、買い替えのお金も貯める事が出来ます。

4新車で買ったらどうすればいいの?

新車で買っても管理人だったら車両保険は付けません。

新車の時に車両保険の価格が高く設定されていると思います。

もし、こちらが加害者で全損状態の事故になり、自動車の修理が必要になったとしても

車両保険の価格分全て出る事はないと思います。

それは、なぜかといいますと自動車のその時の価値で判断されてしまうからです。

車両保険の価格分を全て補償される事はないと理解しておきましょう。

5管理人は保険料いくら払ってるの?

管理人の所有している自動車 スズキ スペーシア 2017年式

某共済の自動車保険 20等級 対人、対物無制限 車両保険はなし

年間の保険料は2万ぐらいしか払ってません。

某共済の自動車保険は安いのですが、車両保険を付けると年間3万ぐらい上がります。

自動車の価値も下がる一方ですので、車両保険は今後も付けるつもりはありません。

4最後に

自動車は年々価値が下がる(減価償却)物に当たります。

車両保険の評価額を見て下さい、年々下がってますよね?

車両保険は使わなければ、保険料を払っているだけになります。

つまり、保険料を出来るだけ抑えてその分お金を貯めた方がよいと思います。